香川銀行 融資
香川銀行の融資情勢・・・四国銀行に引き続き、四国の金融機関が強気で不動産融資をしている
周りの投資家も直近融資を受けているのが香川銀行
色々な記事では法人不可(プロパー不可)となっているが、
ぼくが訪問した際は法人も可と言われたので記事にまとめていく
先日、四国銀行も紹介したが、四国の銀行と言えば、主要8行は下記の通り
・伊予銀行
・百十四銀行
・阿波銀行
・徳島大正銀行
・四国銀行
・香川銀行
・愛媛銀行
・高知銀行
名前だけ見ていると比較的不動産融資に元気な印象があるが果たして・・・
実際に訪問した結果わかったのが
入り口での足切りが激しいが、そこを通過すれば出しているということ
「法人でも取り組みますので、是非物件を持ってきてください！」
と心強いお言葉を頂きました！
香川銀行の融資条件は？
まず、結論から！
現在の融資条件を確認していこう！
なお、香川銀行は法人を活用した「プロパーローン」と個人で借入をする「アパートローン」の2種類ある
結構条件が違うので違いをよく見てみてほしい
2021年7月段階（2022年2月段階も継続）
香川銀行のアパートローン
- 融資年数 ： 最大35年 【RC・鉄骨・木造・軽鉄 耐用年数ー経過年数】 ※木も35年
- 融資比率 ： 頭金 1割目安
- 金利 ： 2％強
- エリア ： 一都三県、大阪 駅から徒歩15分以内
- 最大金額 ： 1億円まで（MUST）
- 借主住所 ： 東京か大阪に住居地が必要
- 属性 ： 年収700-1000万円くらいほしい
- 法人融資 ： 不可
- 審査期間 ： 約1週間
- 担保評価 ： 収益還元
- 融資手数料： 聞き忘れ
- 備考 ： 団信加入必須、あくまで個人のアパートローンのため法人不可だが、審査スピード早い
香川銀行のプロパーローン
※残念ながら2022年2月段階、プロパーはほぼ不可に
- 融資年数 ： 最大30年弱 【RC・鉄骨・木造・軽鉄 耐用年数ー経過年数】 ※木は劣化等級取っても22年まで
- 融資比率 ： 頭金 1.5-2割目安（1割よりも良い条件の頭金は共担欲しい）
- 金利 ： 1.5％基準
- エリア ： 一都三県、大阪 駅から徒歩15分以内
- 最大金額 ： 3億円が上限に近い（3億円以上は取締役会で決裁必要・・・汗）
- 借主住所 ： 東京か大阪に法人住所が必要
- 属性 ： プロパーの場合は年収1500万円以上ほしい
- 法人融資 ： 法人でのプロパー融資
- 審査期間 ： 約1カ月
- 担保評価 ： 収益還元メイン、積算も見る
- 融資手数料： 3％ 融資時
- 備考 ： 香川銀行の場合、プロパーローンのハードルは相当高い。相応の年収が必要。
香川銀行で融資してもらうための面談
まず、感触として
香川での限界を感じ東京で融資をしたい！という姿勢を強く感じた
話の中でも冒頭で
香川は人口流出が止まらず、逆に香川で収益物件を購入されると言われた場合は融資したくないです・・・
と言っていたのが印象的だった
地銀も最近は大変そうだ
5．最大金額にあるように
・アパートローンは1億円が上限（四国総合信用の保証付ローンを使用）
・プロパーの場合は持ち込み段階で3億円以内に収めてほしい
なので年収が高い人は使った方が良いと思う金融機関
特にアパートローンは「1週間で審査結果が出る」+「木造でも35年」というのは面白い
香川銀行の融資が今後使いやすい物件
話していて主な判断基準が大きく何点かあることがわかった
・物件の評価は時価ないしTASなどで見る（公示売買事例などを使用）
・10㎡前半は完全に不可
・1階店舗などはOKだが、基本的にレジ比率が全体の賃料・延べ床の30％以下
・6％以上は利回り欲しい、4％切るとそもそも不可
・変動金利
・2億円超えると本部に行く
上記の評価方法を見てわかるように、トラディショナルな路線価評価ではなく、
公示売買事例やTAS評価を使った時価判断をしてくれるのはうれしい
また、6％以上の利回りがあれば取り組めるということからも基本的には
都内の物件を収益還元で購入するのに向いている銀行と言える
香川銀行の融資の過去と不動産投資
香川銀行の沿革
実は「香川」銀行という名前だが香川の「第二地銀」である（第一は百十四銀行）
また徳島銀行と2010年に経営統合を目指して「トモニホールディングス」を設立
※Wikipediaより
- 1943年（昭和18年）丸亀無尽、七宝無尽、香川第一無尽、讃岐無尽、旭無尽の5社が合併し香川無尽株式会社創立
- 1951年（昭和26年）相互銀行法の施行により株式会社香川相互銀行と改称
- 1969年（昭和44年）本店を現在地に新築・移転
- 1988年（昭和63年）東京・大阪証券取引所市場第二部に上場
- 1989年（平成元年）普通銀行の一斉転換に伴い株式会社香川銀行と改称
- 1991年（平成3年）東京・大阪証券取引所市場第一部銘柄に指定
- 2010年（平成22年）株式移転により、徳島銀行と金融持株会社・トモニホールディングスを設立
香川銀行はトモニホールディングスの完全子会社となる - 2013年（平成25年）新営業店システム稼働。
- 2019年（令和元年）新本店ビル竣工、業務開始
ということで最近は徳島大正銀行と共にトモ二HDを設立して近々統合するのではないか？
ライバルの第一地銀百十四銀行との差別化もどうやっていくかが見もの
香川銀行の融資まとめ
結論、2021年7月現在締まっている金融機関も多い中、現状入口を通過できればまだ積極的に融資しているという意味では非常にありがたい金融機関である
・属性の高いサラリーマン
・金利が高すぎない分、新築・築浅の物件を購入したい
・とりあえず融資が厳しい中でも一棟ものにチャレンジしたい
・東京、関西に住んでおり不動産投資がしたい
・早期繰上げ手数料がかからないのは地味に嬉しい
という人にとっては今後利用価値の高い銀行になったのではないかというふうに思う。
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下記に不動産投資の基礎知識一覧があるので
ここから少しずつ勉強していこう！
https://adventierra.jp/know-the-unknown/
不動産融資データベースは下記から！
参考
賃貸需要ヒートマップ
https://toushi.homes.co.jp/owner/
楽待サイト
https://www.rakumachi.jp/
健美屋サイト
https://www.kenbiya.com/
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